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なたね通信 活動レポート「四日市市内池干し体験」
三重県四日市市桜町 メダカ池
最新情報
2017年12月15日 初版

メダカ池 池干レポート

2017年11月25日(土)に四日市市桜町にある、メダカ池で「池干し体験」が実施されました。
水と地域への環境保全活動の一環として、生物調査とともに在来種の保護や泥の除去などを実施します。
今回の活動は、四日市市のエコパートナー業務委託の一環として活動し、四日市中央工業高校の理科部の皆さんにも協力していただきました。

 
 

流出防止や在来種捕獲

生物の捕獲は、たも網を使用して人の手で捕まえていきます、水抜きの際に、外来種流出防止用のネットを設置しますが、ネットにかかる生物は少数で、 地道にすくって桶に移す作業を繰り返すことで、在来種と外来種を分けていきます。
捕獲した在来種は「ギンブナ」や「アカハライモリ」など多種多様な生物が生息しており、捕まえた在来種は別の場所に一時的に保管しています。



除去と外来種

今回の池干しでは、目的の堆積した泥の除去とキショウブなど外来植物を一定数駆除することができ、本来のため池の姿に近づいたとともに、 外来種のプレコ(既に死亡していました)が見つかるなど、新たな脅威を感じる活動になりました。
飼いきれなくなったプレコを放流したものと思われますが、駆除活動で年々減少していたオオクチバスやブルーギルに代わり、ペットの放流など新たな問題が出てくるなど、池干しでの生物の調査を通じて、様々な問題点が見えてきます。

最後に

最後に、外来種流出防止用のネットの設置に(株)東産業様、生物の捕獲や駆除作業に四日市中央工業高校の理科部の皆さんなど多くの方に協力いただきました。
今後も池干しを通じて環境保全活動を行っていきます。
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